高齢者住宅「サンテラス姫路南」が出来たのは、平成22年9月。もう6年目を迎えました。
「高齢者住まい法」の改正により、サービス付き高齢者住宅が始まったのは、平成23年10月からでした。
「サンテラス姫路南」をオープンする時は、民間住宅に介護サービス等を付けるという発想を実用化している所は、少数でした。
法律的には、国土交通省と厚生労働省との境界事案もあり、微妙な部分も存在していました。
結果的には、高齢者にとって必要なものは、生き残るだろうという、勇気のある(無謀な)決断で実行いたしました。
今思うと、冷や汗ものです。
6年前は、今と違いまだまだ高齢者の問題については、大声で叫ばれていませんでした。
ここ数年のマスコミの取り上げ方は、びっくりするものがあります。高齢者が増えることは、今分かった事ではないと思うのですが。
また、高齢者のお金を如何に下の世代に移転させるのかという事をあの手この手で考えていたのはほんの少し前でした。
それがいつの間にか「下流老人」という言葉が溢れる世間になってしまいました。ある一面だけを強調しているからでしょうか。
高齢者住宅も、ここ数年ものすごい勢いで増えてきました。
以前のように、すぐに満室という所ばかりでは、無くなってきています。
「こんなはずではなかった。」という人も増えてくると思います。
でも、事業を始めた人、特に大家さんは、逃げることは、許されません。
そんな大家さんのために、私の拙い経験をベースにして、これからの高齢者住宅を考えていきたいと思いました。
ゴールも決めていませんが、とにかく書いていこうと思います。
質問、感想等ありましたら、メール頂ければ幸いです。以上





0 コメント:
コメントを投稿